先日は顧問先の設計事務所様で不整形建物の構造計算講習を行ってきました。
二日間を通して別途モデル化手法の解説などを行いました。

不整形建物であっても自動計算がまわってしまい、
特にNGも無く計算書が出力できてしまうソフトも多いので注意と知識が必要です。

弊社では一貫計算ソフトでは手が届かないところを補助するためのExcelツールも開発しています。

建物を切り分けて考えたり計算したりする手順が必要なので、整形建物よりも手間がかかります。
しかしながら別途モデル化手法も万能ではありませんので、
複雑な形状の建物については平面解析ではなく立体解析で計算してしまうほうが良い場合もあります。
とはいえ、構造材も大きくなりがちですから、
可能な限りシンプルで挙動が予想しやすい建物形状でプランニングを行うことがやはり大前提でお勧めです。